『電気印刷』について
電気印刷とは
フィルムに電気を印刷するのです。
電気を印刷?
静電気の画像を印刷するのです。
どのように印刷?
インキを使わない印刷機で印刷します。
私たちは、新しい印刷技術を開発し、工業所有権を得ました。
新しい印刷技術を「電気印刷Ⓡ」と名づけ商標として登録しました。
2021年8月にこの技術を広く普及するために、株式会社電気印刷研究所を創業しました。
電気印刷の工程
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- STEP.01設計
- CADで電気回路を設計する
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- STEP.02印刷版の作製
- CAD図に基づき印刷版を作成
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- STEP.03 電気を印刷
- フイルムに印刷板を重ね、電圧を加えて電気印刷する
(静電潜像ができる)
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- STEP.04現像
- 独自に開発した特殊なトナーで電気印刷された電気回路を現像する(可視化される)
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- STEP.05めっき加工
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銅を無電解めっきする
※電気印刷®には露光工程がありません!
電気印刷の特徴
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①カンタンに印刷版の作製が可能
印刷版はパソコンで作製できるので、少量生産にも柔軟に対応することができます。
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②高速印刷が可能
静電潜像を1/100秒で印刷することができます。
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③細線(10μm幅)の電気回路が作製可能
電気(静電気)で回路を作るので、インクジェットの10分の1の細線の印刷が可能です。
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④3次元曲面(半球状)に電気回路を作成可能
銅メッキした電気回路を3次曲面に加工すると銅回路は断線しますが(図1)、電気印刷®は、フィルムを半球状に変形させてから銅メッキを行うので、曲面にも電気回路の作製が可能です(図2)。
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⑤環境にやさしい
電気印刷®は「めっき法」で印刷を行います。 従来のエッチング法ではなく「めっき法」を使用す
るので、 無駄な資源を使用せず廃棄物も減るのでとても環境にやさしいプロセスで印刷すること
が可能です。 -
⑥小型RtoR電気印刷®機
Roll to Rollで自動的に印刷できます。